小さい頃は大工になりたいと思っていて、木造にはもともと興味がありました。山形県出身なのでシェルターという会社名は知っていましたが、学生のときにシェルターが木造を専門としている会社だと知って興味を持ち、調べたり先輩の話を聞いたりする中で、「この会社で働きたい」と思うようになりました。大学に入ったときは意匠設計希望でしたが、もともと数学や物理が得意だったので、得意なことを伸ばそうと思って構造系の研究室に入りました。そこで面白さを知って、現在、木構造の仕事をしています。

「個性、強みを活かせ」
学生時代にサッカーをしていて、コーチから言われた言葉です。まずは自分の強みを成長させ自信を持つ事。自信を持っていろいろな事にチャレンジする。そうする事で不足しているところが見えてきたり、補う方法を見つけたりできる、という事です。社会人になってからも、自分の強みを活かすように努力しています。3次元案件の打ち合わせなどが出来るのは自分の強みだと思っています。

設計の方針の決定や、お客様との打ち合わせ、材料の手配など案件をまとめる業務をしています。技術開発部では構造設計だけでなく、私たちが設計したものが間違いのないよう現場で組み上がるまでを管理しています。そのため、設計事務所様と設計の打ち合わせだけでなく、ゼネコンさんと施工の打ち合わせをしたり、工場と加工内容について打ち合わせをしたりもしています。設計から建物が建つまで携わることができるので、建物が建った時はとてもやりがいや達成感を感じられてうれしいです。

子どもと公園に遊びに行ったり、散歩したり、買い物に行ったりしています。なので休日の方が疲れるくらい運動しますが、子どもと遊ぶのはとても楽しいのでリフレッシュできます。子どもがお昼寝中はDIYで棚を作ったり、ネット動画を見たりしています。

企業というのは多種多様で、いろいろな会社の説明会などに参加し、知見を広げてみるのも良いと思います。また、社会人になると忙しくなってしまうため、建築の道に進むことを決めている人は、今のうちに建築士の勉強をしておくことをお勧めします。それから、友人との何気ない時間も大切にして欲しいです。喜びや楽しみを共有するだけでなく、社会に出て初めてぶつかることに悩んだり迷ったりする時、きっと力になってくれると思います。